好きって言わなきゃヤダ。【完】
「あっ、あの、ここどこですか…?アタシ、早く行かないといけなくて…。」




先輩が近づいてくると反射的に


アタシは1歩、また1歩と後ずさりをする。




「えーもうちょっと一緒に居ようよ♪俺、乙羽ちゃんともっと仲良くなりたいな♪」




なっ、なにこの人…。


なんだか、怖いんだけど…。




アタシは怯えた目で先輩を睨む。




「うわっ♪睨んだ顔も可愛いね♪」




…ダメだ、こんなことしたって逆効果だ。




「ちょっ…それ以上、近づかないで…!」




< 149 / 405 >

この作品をシェア

pagetop