好きって言わなきゃヤダ。【完】
「それそれ!それが軽いんだよ。普通初対面の男と2人でこんな人気のないとこくる?」


「そっ、それは…ほんとに気づかなくて…。」




先輩のことがどんどん怖くなる。




アタシは軽くない。そんなつもり全くない…!




それなのに…先輩に言われると、


もしかして自分はそういうつもりがあったのではないかと


催眠をかけられたように思ってしまう。




「もう言い訳なんていいから、素直になっちゃいなよ♪俺もそろそろ限界だしっ♪」




ニッコリと浮かんだ笑顔に小さな悲鳴が漏れる。




逃げなきゃ…!




< 151 / 405 >

この作品をシェア

pagetop