好きって言わなきゃヤダ。【完】
しかし、気づくとアタシの背中には、
ひんやりとした壁の感触が伝わる。
いつの間にか壁際へと追い込まれていた。
「先輩…ほんとにやめてください。」
「なんで?俺カッコいいし、乙羽ちゃんも嬉しいでしょ?」
んなわけあるかーっ!と、叫びたいところだが
いまはそんな悠長なことを言ってる場合ではない。
「あ~乙羽ちゃんってホントいい匂い…。」
「ひっ」
首筋へと顔を近づけられ、スンスンと匂いを嗅がれる。
き…気持ち悪い…。
誰か…誰か、助けて…!
ひんやりとした壁の感触が伝わる。
いつの間にか壁際へと追い込まれていた。
「先輩…ほんとにやめてください。」
「なんで?俺カッコいいし、乙羽ちゃんも嬉しいでしょ?」
んなわけあるかーっ!と、叫びたいところだが
いまはそんな悠長なことを言ってる場合ではない。
「あ~乙羽ちゃんってホントいい匂い…。」
「ひっ」
首筋へと顔を近づけられ、スンスンと匂いを嗅がれる。
き…気持ち悪い…。
誰か…誰か、助けて…!