好きって言わなきゃヤダ。【完】
ニヤッと口元を歪ませる瑠衣君に


アタシは頬を膨らませる。




「あ~もう、うるさいなあ。もうちょっと静かにしてくれる?」


「瑠衣君が怒らせるようなこと言うからじゃん!ばか!」




こうやって瑠衣君と言い合いをしていると


あの時のことは全部夢だったんじゃないかと思ってしまう。




瑠衣君はいま、どういう気持ちなの?




図書室でアタシに言った言葉は、なんだったの?




聞きたいことは沢山あるのに…。




アタシは…瑠衣君のことが、好きなんだよ…?




「2人とも、一旦落ち着いて?…彼が、置いてけぼりになってるよ。」


「あっ…。」




那央は目をパチパチとさせ


少し驚いた様子でアタシ達を見ていた。




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