独占欲強めな御曹司は、ウブな婚約者を新妻に所望する
「順番が逆になってしまったけど、俺と結婚してください。きっと最初から橙花に惹かれていた。俺のために代理婚約者を必死に務めようとする姿が可愛くて、俺の仕事のために懸命に奮闘してくれる姿に胸が熱くなった」
止まりかけていた涙が再び溢れだす。胸が詰まって言葉にならない。
「橙花の実直さと素直さ、何もかもが愛しくてたまらない。これから先の人生を俺と共に歩んでほしい。俺をこんなにも幸せにしてくれるのは橙花だけだから」
こんなに幸せな言葉をもらったことはない。
「は、い。喜んで……!」
泣きながら必死に想いを伝える私に、彼は甘い笑顔を見せてくれた。
「橙花、泣きすぎ。そんなに泣いたら誓いのキスができない」
「何を言って……!」
思わず声を上げた私の言葉は彼の唇で遮られた。涙と幸せがたくさん詰まった長いキス。
優しく唇を合わせて、彼が私に想いを伝えてくれる。繰り返されるキスから注がれる彼の熱い気持ち。
胸が締めつけられるような甘いキスの後、彼は私を愛しそうに抱きしめた。
どれだけそうしていただろうか。
コンコン。
控えめなノックの音が控え室に響いた。
煌生さんが私の腰をそっと抱いて、ドアを開けた。
そこに立っていたのは社長夫妻と大輝さん、姉だった。
「もう、あなたときたら本当に勝手なことばかりして」
夫人が軽く煌生さんを睨みながら、開口一番そう言った。
「まあまあ、パーティーも無事に終わったことだし良かったじゃないか。煌生、体調は大丈夫なのか?」
社長が明るく彼に声をかけ、部屋に入ってくる。
「まったく後は俺に押し付けて自分だけ控え室にいるって、どうなんだよ」
大輝さんが不満そうに眉をひそめる。
姉はいつもと変わらず穏やかに微笑んでいる。
止まりかけていた涙が再び溢れだす。胸が詰まって言葉にならない。
「橙花の実直さと素直さ、何もかもが愛しくてたまらない。これから先の人生を俺と共に歩んでほしい。俺をこんなにも幸せにしてくれるのは橙花だけだから」
こんなに幸せな言葉をもらったことはない。
「は、い。喜んで……!」
泣きながら必死に想いを伝える私に、彼は甘い笑顔を見せてくれた。
「橙花、泣きすぎ。そんなに泣いたら誓いのキスができない」
「何を言って……!」
思わず声を上げた私の言葉は彼の唇で遮られた。涙と幸せがたくさん詰まった長いキス。
優しく唇を合わせて、彼が私に想いを伝えてくれる。繰り返されるキスから注がれる彼の熱い気持ち。
胸が締めつけられるような甘いキスの後、彼は私を愛しそうに抱きしめた。
どれだけそうしていただろうか。
コンコン。
控えめなノックの音が控え室に響いた。
煌生さんが私の腰をそっと抱いて、ドアを開けた。
そこに立っていたのは社長夫妻と大輝さん、姉だった。
「もう、あなたときたら本当に勝手なことばかりして」
夫人が軽く煌生さんを睨みながら、開口一番そう言った。
「まあまあ、パーティーも無事に終わったことだし良かったじゃないか。煌生、体調は大丈夫なのか?」
社長が明るく彼に声をかけ、部屋に入ってくる。
「まったく後は俺に押し付けて自分だけ控え室にいるって、どうなんだよ」
大輝さんが不満そうに眉をひそめる。
姉はいつもと変わらず穏やかに微笑んでいる。