アイラブ☆吾が君 ~恋する淑女は、十二単で夢を舞う~
「先に見てて、用事を済ませて後から行くから。その矢印のとおり進むんだよ」
「はい」
あたかも用事とはこれだというようにスマートホンを見せながらそう言うと、飛香はペコリと頭を下げて先へ進んでいく。
――はぁ。
やれやれとロビー脇のスツールに腰を下ろした洸は、スマートホンを手にガックリと肩を下した。
エアコンの風にあたりながらひと息つき、本当に用事があったわけじゃないが、スマートホンの画面を見る。
すると着信履歴がふたつと、メールが一通来ていた。
バタバタしていたせいで、気づかなかったらしい。どちらも鈴木からで、メールには出来れば午前中に電話がほしいと書いてある。
外に出て、電話をかけた。
「悪かったね、気づかなくて」
『すみません。お休みのところ。急遽ミスターウィンの来日が決まりました。早速ですが休み明けの火曜の朝なら時間をとって頂けそうです』
「はい」
あたかも用事とはこれだというようにスマートホンを見せながらそう言うと、飛香はペコリと頭を下げて先へ進んでいく。
――はぁ。
やれやれとロビー脇のスツールに腰を下ろした洸は、スマートホンを手にガックリと肩を下した。
エアコンの風にあたりながらひと息つき、本当に用事があったわけじゃないが、スマートホンの画面を見る。
すると着信履歴がふたつと、メールが一通来ていた。
バタバタしていたせいで、気づかなかったらしい。どちらも鈴木からで、メールには出来れば午前中に電話がほしいと書いてある。
外に出て、電話をかけた。
「悪かったね、気づかなくて」
『すみません。お休みのところ。急遽ミスターウィンの来日が決まりました。早速ですが休み明けの火曜の朝なら時間をとって頂けそうです』