アイラブ☆吾が君 ~恋する淑女は、十二単で夢を舞う~
人知れず、潤んだ瞳で飛香が月を見上げたその頃。
同じ月明りに照らされていた洸の部屋の扉を、アラキがノックした。
「お疲れさまでした」
バスローブ姿でワインを片手に月を見上げていた洸は、「どーいたしまして」と振り返る。
「今夜は月が綺麗ですね」
「ああ、妖しいほどに明るいね。君もどう? 久しぶりに付き合ってよ」
カーテンを閉じてソファーに移動しながら、洸はグラスを持つ手を上げた。
キャビネットからグラスを取り出したアラキは、「では少しだけ」と洸の向かいの席に腰を下ろす。
何を置いてもまずは仕事「どう?向こうは」と切り出してからしばらくの間、洸はニューヨーク帰りのアラキの話を聞くことに専念した。
一つひとつ、自分が考えていたことや聞いていたこととアラキの話を精査する。
ひと通り聞き終わり、自分からも必要な話をするとひと息ついて時計を見た。
既に十時を回っている。
同じ月明りに照らされていた洸の部屋の扉を、アラキがノックした。
「お疲れさまでした」
バスローブ姿でワインを片手に月を見上げていた洸は、「どーいたしまして」と振り返る。
「今夜は月が綺麗ですね」
「ああ、妖しいほどに明るいね。君もどう? 久しぶりに付き合ってよ」
カーテンを閉じてソファーに移動しながら、洸はグラスを持つ手を上げた。
キャビネットからグラスを取り出したアラキは、「では少しだけ」と洸の向かいの席に腰を下ろす。
何を置いてもまずは仕事「どう?向こうは」と切り出してからしばらくの間、洸はニューヨーク帰りのアラキの話を聞くことに専念した。
一つひとつ、自分が考えていたことや聞いていたこととアラキの話を精査する。
ひと通り聞き終わり、自分からも必要な話をするとひと息ついて時計を見た。
既に十時を回っている。