アイラブ☆吾が君 ~恋する淑女は、十二単で夢を舞う~
『わかりました』
『他に質問は?』
『いえ、特には』
碧斗はクスクスと笑う。
『さすがですね、肝が座っている。不安じゃないのですか?』
『不安といいますと?』
『訳のわからない女の子が、この家をウロウロしていることが』
『その女の子とは、琴ひとつをとってもこの家を癒してくれる素晴らしい女性のことですか?』
その時だ。
藤原碧斗の瞳の色が薄くなり、金色になったような気がした。
彼は『目を閉じてみてください』と言った。
目を閉じると、間もなく脳裏に稲妻のような衝撃が走り、鮮やかな映像が浮かんだ。
悪人と思われる集団に囲まれながら、自分は誰かと背中を合わせ共に戦っている。
最後の一人を倒し、振り返った。
そこにいたのは狩衣を着た見慣れた人物。
――え? 若?
映像はそこで消え、瞼をあげると、碧斗は穏やかに微笑んでいた。
そして彼は、
『あなたは、変わらない。いい意味で。アスカをよろしくお願いします』
そう言ったのである。
『他に質問は?』
『いえ、特には』
碧斗はクスクスと笑う。
『さすがですね、肝が座っている。不安じゃないのですか?』
『不安といいますと?』
『訳のわからない女の子が、この家をウロウロしていることが』
『その女の子とは、琴ひとつをとってもこの家を癒してくれる素晴らしい女性のことですか?』
その時だ。
藤原碧斗の瞳の色が薄くなり、金色になったような気がした。
彼は『目を閉じてみてください』と言った。
目を閉じると、間もなく脳裏に稲妻のような衝撃が走り、鮮やかな映像が浮かんだ。
悪人と思われる集団に囲まれながら、自分は誰かと背中を合わせ共に戦っている。
最後の一人を倒し、振り返った。
そこにいたのは狩衣を着た見慣れた人物。
――え? 若?
映像はそこで消え、瞼をあげると、碧斗は穏やかに微笑んでいた。
そして彼は、
『あなたは、変わらない。いい意味で。アスカをよろしくお願いします』
そう言ったのである。