アイラブ☆吾が君 ~恋する淑女は、十二単で夢を舞う~
「え?これからですか?」

「まだ九時だよ、寝るには早い。碧斗に会ってくる」

言うなり席を立った洸は、素早く着換えて部屋から出てきた。

「アラキ、お疲れ。鍵は持っていくから気にしないで帰っていいよ」

「下に車を待たせてあります。どうぞお使いになってください」

振り返った洸は、にっこりと笑ってサンキューと言いながら飛び出した。

碧斗に会って、決着をつけなければいけないことがある。
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