きみと1番目の恋

翼「...飲みに行ってもいいかな?
...たまにでいいから。」

郁人「お客様は神様だ!
なんて、思ってないけど。
翼さんなら、いいよ。
いや、むしろ飲みに来て下さい。
また話そうよ。」

翼「ありがとう。」

郁人「俺の方こそ。ありがとう。
久しぶりに翼さんに会えて良かった。」

もうすぐ29歳になる
アラサー女がこんな事を
思うのは恥ずかしいけれど
郁人くんと友達になりたいと思った。

郁人「時間大丈夫?
もうすぐお昼休み終わるよ。」

翼「あ、本当だ。私、行くね。」

郁人「うん。仕事頑張って!
俺も練習してくる。
翼さんにパワー貰ったから。」

翼「はは。何それ。」
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