きみと1番目の恋

マスター「年寄りをなめないで下さい。」

伝えたい。話したい。
きちんとこの気持ちを。
そう思う。だけど...
やっぱり、怖さの方が勝っていた。

戦う事から逃げ続けた私は
いつの間にか臆病者になっていた。

翼「...あの...マスター...!」

マスター「何ですか?」

翼「いいんですか?」

マスター「何がですか?」

翼「もしも私が郁人くんと付き合う事に
なったとして...マスターは
それでいいと思いますか?
郁人くんの両親の事は
分からないから...親代わりである
マスターの気持ちが知りたいです。」
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