きみと1番目の恋
ーカランコロン
マスターの言う通り。
22時になるとBARへとやって来た
郁人くんは私の姿を見つけると
いらっしゃいと言った。
奥の部屋へと入っていき
制服に着替えカウンターに立った。
まだ、やっぱり謝り方さえ
分からないけれど、言わなきゃ。
そのために私はここへ来たんだから。
郁人「ごめん!」
私が深呼吸をしてる最中に
郁人くんは深々と頭を下げた。
郁人「昨日は本当にごめん!
俺、言ったすぐに後悔して
翼さんに謝りたくて
電話かけようかとも思ったんだけど
やっぱりこうゆうのって
直接言った方がいいから...
今日、来てくれて嬉しい。」
翼「そっか。」