きみと1番目の恋
郁人「とにかく今できる事をやる。
やりたい事じゃないよ。
やれる事をやるんだ。」
翼「やれる事?」
郁人「そう。やれる事は全部やる。
でも、頑張らずに。それが
今の翼さんの目標だね。」
そう言いながら、彼は
雲一つない空のような笑顔を浮かべた。
郁人「だからさ、とりあえず
落ち着くまでは俺の家においでよ。
あ!もちろん、家賃は折半ね。
そこまでの余裕。今の俺にはないから。」
私の気持ちを汲み取って。
私の言いたい事も全部知ってて。
辛辣な言葉も。優しい言葉も。
図々しい言葉も。
全部...素直に言ってくれる。