きみと1番目の恋
私の遠慮とか。後ろめたさとか。
色んな気持ちを軽く乗り越えて
いつでも重たくなる
この気持ちを軽くしてくれる。
翼「ちなみに家賃っていくら?」
郁人「12万。」
翼「え?学生なのに?」
郁人「...別に。自分で稼いだ金
どう使おうと俺の自由でしょ。
でも、毎月結構カツカツだから
翼さんが住んでくれると助かる。」
頷きたくなる。彼はいつだって、Yesと
言いたくなる空気を作るのが上手い。
今だって、彼に乗せられていると
分かっていながらも頷いてしまうんだ。