きみと1番目の恋

翼「仕方ないなあ。
貧乏な学生さんを助けてあげよう!」

捻くれながらも、頬は綻んでしまうんだ。

郁人「住まわせて下さいでしょ?」

翼「ううん。住んであげるの、私が。」

郁人「うぜぇ。...でも助かる。
明日、全部荷物運んでいいからね。」

その笑顔を見るだけで
Yesと言った事を後悔しないんだ。

翼「...ありがとう。」

自然と感謝出来るんだ。

郁人「俺の方こそありがとう。
翼さんの善意に甘えるよ。」

ずっと一緒にいたいと思ってしまうんだ。
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