きみと1番目の恋

郁人「寝るためだけに帰ってくる
場所だったから。」

翼「え?」

郁人「朝方までBARでバイトして
大学行って、昼間バイトして...って
生活だから、ここは寝るためだけの場所
だから物なんて必要なかったんだよ。」

翼「...そっか。」

郁人「だから、気にしないで。
翼さんの大切なものがこの部屋に
溢れるのなら、それはそれで
幸せっつーか、とにかく別に
シンプルな空間にこだわってる
とか、そうゆうのじゃないから。」

翼「うん、ありがとう。」
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