きみと1番目の恋

この気持ちを言葉にするのなら
何て名前なんだろう?
嬉しいよりも、もっと嬉しい。
この気持ちは...一体、何?

翼「分からない。」

郁人「何が?」

翼「今、私ね嬉しいよりも
もっと嬉しくて、その気持ちを
郁人くんに伝えたいんだけど
その名前が分からないの。
でも...、嬉しい!ものすごく!」

郁人「うん。伝わったよ。」

さっきまで疲れていたのに
郁人くんの笑顔を見ると
疲れなんてどこかへ
吹っ飛んでしまって
郁人くんって凄いなって...
何でこんなにも気負いせずに
一緒にいられるんだろうって
すごく不思議だった。

まだ出会って間もないのに
生まれた時から一緒にいるみたいな
小さい頃からずっと知ってるみたいな
安心感があって...やっぱり
とても、居心地が良かった。
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