テレビの感想文
今回、小堀さんと出会った人たちの中には、見ているこちらの背すじがのびるような言葉を発する人がいた。

もしかして、小堀さんは運のいい人なんだろうか? ギャラ飲みだって、それで生計が立てられていること(本人いわく、仕事)ひとつとっても。

ただ、ナレーションにときどき出てくる、番組側の小堀さんへの信用のなさ。ナレーションを担当したのは吉岡里帆さんだけど、ナレーションの原稿を書いたのは吉岡さんではなく、番組スタッフのはず。

その後、「ラーメン店をやる」と言いだす小堀さん。
後輩の芸人で、弟子の太郎さんが店長の焼肉屋で、バイトとして働いたのがそう思ったきっかけ、らしい。

相方の室田さんに土下座をし、100万貸してほしいと頼み込む。
それじゃすまない、と聞かされても、足りない分はスポンサーを、と言っていた。結局、それはどんな人なのかはわからなかったけど、ギャラ飲みしてる人に頼むつもりだったのかな。

でも、これも小堀さんの寝坊で、ラーメン店の店主に断られる。遅刻したのに店主からの電話には出ず、連絡して謝罪をすることもなく。修行させてもらうはずだったのに、初日で信用をなくすようなことをしてしまう。自分でつかんだチャンスを自分でふいにしてしまった。

面接で、事務所を辞めた(正確には、クビになった)原因は、
「約束を破って」(すぐにバレる嘘をつき、稽古をサボった)

小堀さんの過去を知った店主は、

「あーもう…、病気だ」

「普通に働くのは、無理じゃないかな」

「お笑いで頑張ったほうがいいんじゃない」
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