テレビの感想文
録音してる、これで訴訟を起こすとキレた口調で言う星崎に、院長が来た。

おお、これは! あれ? 院長、ワインボトル持ってる。

「酒臭い!」と言った星崎に、無言でワインボトルを前に出す院長。

「ふざけてんの?」

Anchoring(アンカリング)」と、ヨウコ。

医師は、最悪の状態を想定する。

ヨウコ「横山、最初に腕のあざ見た。横山の頭ん中、DVでいっぱい」

横山先生は、母親から息子を守らなければ、という考えにとらわれた。

ヨウコ「アンカーで船の動かないが如し。Anchoring」

アンカーは、錨のことです。

ちょっとここで説明。
アンカリングは、最初に入った情報によって、その後の判断や評価に影響を与える心理的現象。

実は値引きしてないのに、通常価格と比較して、安くなったように見せる、とかね。

ちなみに、あのあざはただのケガで、虐待ではなかった。
けど、亨がタブレットを見せ、そこに「虐待の疑い」と書かれているのを星崎が知ってしまったのと、さらに、こんな口調で話す人、誤解されてもしかたがないような。

「申し訳ございませんでした」と頭を下げた横山先生に、「NO!」とヨウコ。
英語で、訴訟を起こされて謝ったら、アメリカだと敗訴だ、と。

ヨウコ「ここ日本じゃけどな」

院長「だが、虫垂炎っていう診断は、間違ってなかったよね」

ヨウコ、星崎も最初から横山先生を「誤診した」と疑っていた、それもAnchoringだと。

院長「間違いは認める。だが、正しいときは、胸を張って主張する。
すべての患者の命を救うため、それが、(さん)()

院長「聖まごころ病院」

横山「横山 勝幸」

ヨウコ「Docter(ドクター)

3人、違うこと言った。

亨「そろわないと思った!」
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