ワケあり同士による華麗なる政略結婚
口の中が熱い。
火傷したみたいにビリビリして、全身にそれが移っていく。
次第に下半身に力が入らなくなってきて、崩れそうになると彼に抱きかかえられ私を抱えたままソファーに座った。
ソファーに移動しても彼からのキスは終わらない。
背中にヒヤッとした感触がして驚いて目を開け声を上げる。
「ひゃっ、、!?」
その声に彼も目を開け、真剣な表情をした彼と目が合う。
何も言わず、ただ見つめられるだけ。
「誠也、、さん、、?どうしっ、、!?」
声を掛ければ、また口を塞がれてソファーにゆっくりと倒された。
キスをしながら、彼の手が服の中に入ってきて肌を直に撫でられる。
「っ、、、!」