ワケあり同士による華麗なる政略結婚
これは、、まさか、、、キスのその先、、?
経験はなくとも知識くらいはある。
それに夫婦なのだから当然な行為とも言える。
そんな事を考えていると、キスは深くなる一方でもう何も考えられなくなっていく。
彼の身体が離れていって何事かと目を開けると、着ていたスーツのジャケットを脱ぎ捨てた彼。
そしてまた塞がれる唇。
このまま、、本当に、、、?
「っ、、!?」
突然のノックの音に我に返った。
彼も動きを止め、暫く俯いた後に大きな溜息とともにソファーから降りた。
『、、なんだ。』
そして不機嫌な声でノックの相手に声を掛けた。
「副社長、会議のお時間です。」