ワケあり同士による華麗なる政略結婚


その為にも、頑張った後のご褒美が欲しい。

子供っぽいお願いをしている自覚はある。

でも男性恐怖症が治ったらしてみたいことが沢山あった。













『ご褒美、、?』




不思議そうな顔をしている彼に、グッと拳を握りしめ意を決して言葉を発した。









「ひ、人の沢山集まる所に行ってみたいんですっ、、!例えば、、その、、遊園地とか、、、水族館とか、、話題のスポットとか、、!!いつもテレビで眺めるか人から感想を聞くかだったので、、本当は自分自身で見て感じてみたかったんです、、。だから、、その、、誠也さんと、、一緒に、、その、、。」



自分の子供っぽさに段々恥ずかしくなってきて、語尾が小さくなっていく。


よくよく考えで見れば、多忙な彼と一緒にどこか出かけるなんて無理なお願いだったかもしれない。









黙り込んで俯くと、ポンポンと頭を優しく撫でられて思わず顔を上げる。


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