ワケあり同士による華麗なる政略結婚
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あれから忙しい2ヶ月を過ごし、とうとうパーティーの日を迎えた。
今日の為にこの2ヶ月間、異性に慣れるべく日々特訓してきた。
最初は買い物でワザと男性の店員さんが立つレジにならんでみたり、分からない商品の場所を聞いてみたりと初歩的な事から。
それが慣れてきたら公共の機関を使ってみたりと徐々にステップアップしていった。
休みの日にはマコちゃんに付き合ってもらい、男性運転手のタクシーに乗ってカフェに出かけたりもした。
勿論最初はなかなか恐怖心が拭いきれなくて、視線を合わせる事も出来ず俯いてしまったり、逃げ出したり、声が震えてしまったりしてしまっていた。
あまりの情けなさに部屋に籠って泣いてしまった日もあった。
前の自分だったら、直ぐに心折れていたと思う。
でもそれも彼とのお出かけが待っていると思うと何故か自然と頑張れた。