ワケあり同士による華麗なる政略結婚
「まずはどこに行くの、、?」
外車の左ハンドルを乗りこなすマコちゃんを見つめながら不安そうに尋ねる。
「今日は忙しいわよっ! ?まずは全身エステから始めるからね!!!美麗はエステシャンだから自分がされる側になったことないでしょ?そんなに磨く所なさそうだけどデコルテも出るドレスだから一応ね?それから一度軽食を取りましょう。その後は私の働いてるオフィスで仕上げていく予定だからそのつもりでね?」
「え、エステも?!結婚式でもないのに気合い入れすぎじゃないかなっ?!」
「初のお披露目なんだから結婚式みたいなもんでしょ?私は娘を送り出すような気持ちでいるわよ。それに始める前から弱気にならないの。まずは見た目から自信をつけさせてあげるわ。、、だって美麗はこんなに可愛いんですもの。宝の持ち腐れだって事、教えてあげる。」
少し寂しさそうな笑顔を見せられたら、もう黙り込むしかなくて小さく頷いた。