ワケあり同士による華麗なる政略結婚
マコちゃんの言葉にプロフェッショナル達もウンウンと何度も頷く。
ヒールの高いパンプスを履くと、更に背筋が伸びる思いがした。
グルグルと私の回りを一周したマコちゃんが腕にある痣に気づき加減な顔をした。
「ん?待って。この腕の痣は何?」
「あ、これは火傷の痕なの、、。」
「コンシーラー持ってきてっ!出来るだけトーンの明るいやつね。」
慌てたように火傷の痕を消そうとするマコちゃんの腕を力一杯掴んだ。
「これはっ、、消さなくていいよ!」
「、、美麗は人一倍肌が白いから結構目立つわ。消したくない理由は、、何?」
火傷の痕をそっと触れて目を閉じた。
「これね、、?誠也さんに自ら触れることが出来たきっかけの痣なの。確かに少し醜いかもしれないけど、私にとってはかけがえのないモノで。だから、、消したくない。」