ワケあり同士による華麗なる政略結婚
また手を引かれ、外に出るとマコちゃんの愛車が停まっていた。
「さぁ、シンデレラ?私の馬車で彼の待つパーティー会場へ向かうわよ。」
マコちゃんがスマートに助手席を開け、乗るよう促された。
「宜しくお願いします。魔法使いさん!!」
笑い合いながら車に飛び乗り、会場に向かった。
最初は外の景色を見ながらワクワクしていたが、会場が近づくほど緊張してきて汗が止まらず黙り込んでしまう。
そうこうしている間に、ホテル玄関のロータリーに着いてしまって車から出ることを躊躇してまう。
するとマコちゃんから両手を優しく握られた。
「、、緊張してきた?でも魔法使いの役目はここまで。あれだけ特訓したんだもの。きっと大丈夫よ。もし怖くなったら思い出して、、?貴方は独りじゃない。会場には貴方の両親、兄弟それから愛しの旦那様だっている。だから真っ直ぐと前だけ見て笑いなさい。そうすれば、きっと未来は切り開けるわ。」