ワケあり同士による華麗なる政略結婚
その力強い言葉に自然と震えは止まって優しく背中を押された。
「うんっ、、!ありがと、マコちゃん!」
「ふふ、男共を悩殺してきなさいっ!!自信がついたついでに気持ち伝えてきたら?、、今ならきっとうまく行くわよ。そんで愛しの旦那様も射抜いてらっしゃいよ。」
車から降りて玄関へ向かっていると背後からそう声を掛けられ、振り返ると少し寂しそうに笑うマコちゃんの姿があって思わず車に駆け寄った。
「マコちゃんのお陰でここまで頑張れたの、、。マコちゃんがいなかったら今の私はきっといないと思うから、、だから、いつもありがとう。マコちゃん、、大好きっ、!!!」
車の窓ガラスからマコちゃんの首に抱きついて、感謝の気持ちを伝えた。
いつだって支えてくれた私の大切な人。
きっと独りじゃ頑張れなかった。
「じゃあ、行ってきますっ、、、!!!」
もう一度強く抱きついてから振り返らずにホテルのロビーに向かった。
「、、、本当、可愛い子なんだから。、、あぁいう子を好きになると厄介ね、、。決心が揺らぎそうになるわ。」
マコちゃんが背後でそんな事を呟いていたなんて知らずに。