ワケあり同士による華麗なる政略結婚


「もしもしマコちゃんっ!?可愛い下着に可愛いお洋服ありがとう!!!早速使わせてもらうね?」

「あら、じゃあ彼とうまくいったのかしら?良かったわね。あれだけ頑張った甲斐があったじゃないの。」

「うん、、最後までは頑張れなかったんだけどね、、、。」

「もしかして、、何かあったの?」









心配そうな声を出すマコちゃんに、これ以上心配を掛けたくなくてワザと明るい口調で言葉を掛けた。







「ううんっ。もう大丈夫だから心配しないで?それよりも今度お礼させて?何がいいか考えておいてねっ!」

「、、、、分かったわ。美麗が言いたくないならきかない。お礼なんていいのよ。美麗が笑ってくれるなら、、それだけでいいの。じゃあ、デート楽しんでらっしゃい!また連絡するわ。」








そう言って直ぐに切れてしまった。

勘のいいマコちゃんならきっと何かあったのだとバレているだろうなと苦笑いしてしまう。

でもそれをあえて聞かない所がマコちゃんの優しいところだ。





マコちゃんにしっかり感謝して、新しい下着を手に浴室へと向かった。




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