ワケあり同士による華麗なる政略結婚
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「あれ?美麗ちゃん、、寝ちゃった?もしかして酔っちゃったのかな?リキュール全然入れてなかったんだけど。もしかして彼女、めちゃくちゃ弱いの?」
他の接客していた響がこちらに戻って、カウンターに体を預けて眠る美麗に気づいた。
『分からない。でもまぁ、、そうなんだろうな。晩酌なんてした事も無かったからな。』
サラサラとした髪を耳にかけてやると、少し頬を赤く染め穏やかな表情を浮かべている。
「つーかさ。誠也、結婚なんて形だけだって言ってなかったっけ?それに別居してたんだろ。長年つるんできた俺だって部屋に入れるの嫌がってた癖にそれがどういう心境の変化?それともあれか?ヤる事だけはヤってるってか?美麗ちゃん、可愛いもんな〜〜。めちゃくちゃ美人なのに飾ってなくて!手を出すなっていう方が無理だな。」
『籍を入れて3年、同居して3ヶ月になるが、、、一度も抱いてない。』
ガシャン
何かが割れる音がして響の方に視線を向けると、手に持っていたであろうグラスがカウンターの上で使い物にならなくなっていた。
そして口をパクパクとさせている響。
「っ嘘だろ、、、、?!女を食い散らかしてたあの誠也が?!?!?!」