ワケあり同士による華麗なる政略結婚
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結局1日中、仕事中も彼の事ばかりで少し仕事に支障がでてしまった。
退社時刻になり、落ち込みながらサロンを出ると見慣れた車が停まっていた。
「美麗っ!こっちよっ!!!」
「あ、マコちゃん!久しぶりだね!!会いたかったぁ!!」
久しぶりの再会に人目も気にせず、思わず駆け寄る。
マコちゃんも手を広げて迎え入れてくれて、その大きな胸に飛び込む。
「可愛い私の美麗っ。元気にしてたみたいで本当に良かったわ。1ヶ月も音沙汰ないから心配してたの。、、さて今日はゆーくりと事情聴取ね?」
顔は笑ってるのに、目が笑ってない。
これはマコちゃんが本気で怒ってる証拠。
苦笑いしながら、説教を覚悟した。