ワケあり同士による華麗なる政略結婚

全然相談に乗ってくれないマコちゃんに、ムっとしながら声を掛けると顔を上げたマコちゃんが眉を下げて笑っていた。










「、、なんで笑ってるの。」

「ん〜?だって心境としては複雑だもの。嬉しいような、、そうじゃないような、、?でも、、やっぱり嬉しい方が大きわね。」





手を握られて真っ直ぐ見つめられた。






















「初恋おめでとう、、美麗。」

「は、、つ恋、、?」

「そうよ。それはね?新たな発作とかじゃなくてね恋してる証拠なのよ。勿論、美麗にとって生まれて初めての恋だもの。全力で応援してあげたいんだけど、、相手の男次第だわね。美麗は免疫無いから心配だわっ!美麗の想いを踏みにじるような相手なら絶対に許さないっ!!」







興奮して立ち上がるマコちゃんにつられて立ち上がったが、マコちゃんの言っている事がよく分からない。

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