誰も読まなかった青春小説、「青い風のような貴公子たち」
学生会館3階の部室にタカシは向かう。階段を上ってすぐ右隣に部室はあった。
ドアは鉄の扉である。いかにも哲学を愛する哲人たちの住処らしく理知的で冷え冷えしている。
鉄の扉の取っ手を掴んでガチャガチャ
していると、突然、ギーイーと不気味なさび付いた音がして扉は開いた。

タカシが中に入ろうとすると、向こうからいきなり顔がにゅーとにゅーと出た。
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