あの時からずっと、君は俺の好きな人。
*
夕食はビュッフェ形式。
ビュッフェ台の上には、和・洋・中の、前菜からメイン、デザートに至るまで、色とりどりの宝石のような料理が所狭しと並んでいた。
食べ盛りの私たちにとっては夢のような光景だった。
「さ、とりあえずスイーツスイーツ!」
ご飯には目もくれず、美結が真っ先にデザート台の方へと向かう。デザート台の周りには、女子達が目を輝かせて群がっていた。
対照的に、ボリュームのある肉や魚料理が並んだコーナーには男子達が列をなしていた。
甘いもの以外も食べたかった私は、とりあえず前菜のコーナーに並ぶ。
すると、少し離れたところに水野くんがいた。水野くんはお皿を載せるトレイすら持たず、周りをきょろきょろ見回していた。
きっと彼は先程落とした例のものを探している。現在は私がポケットに忍ばせている、切れたとんぼ玉のミサンガを。
ーー6年前は私の物だった物を。
しかし何故彼はこれをお守り袋なんかに入れて、後生大事に持っていたのだろう。
彼はこれが私が落としたものだと、知っているのだろうか?
夕食はビュッフェ形式。
ビュッフェ台の上には、和・洋・中の、前菜からメイン、デザートに至るまで、色とりどりの宝石のような料理が所狭しと並んでいた。
食べ盛りの私たちにとっては夢のような光景だった。
「さ、とりあえずスイーツスイーツ!」
ご飯には目もくれず、美結が真っ先にデザート台の方へと向かう。デザート台の周りには、女子達が目を輝かせて群がっていた。
対照的に、ボリュームのある肉や魚料理が並んだコーナーには男子達が列をなしていた。
甘いもの以外も食べたかった私は、とりあえず前菜のコーナーに並ぶ。
すると、少し離れたところに水野くんがいた。水野くんはお皿を載せるトレイすら持たず、周りをきょろきょろ見回していた。
きっと彼は先程落とした例のものを探している。現在は私がポケットに忍ばせている、切れたとんぼ玉のミサンガを。
ーー6年前は私の物だった物を。
しかし何故彼はこれをお守り袋なんかに入れて、後生大事に持っていたのだろう。
彼はこれが私が落としたものだと、知っているのだろうか?