お嬢様は恋をしません。
駅に着くと、ほっとして莉緒と一緒に電車を降りる。
莉緒と並んで登校して、教室まで送る。
教室を覗くとすでに湊音がいたから、さらっと別れた。
「…あ、おはよ」
「おはよー、昨日はどうだった?」
「…一緒に帰った」
「そんなことはわかってるよ」
すでに登校して、俺の席に座って待ち構えていた時雨に声をかける。
「なんか進展ないの?」
「…あるわけねーだろ」
「えー、もーキスとかしたでしょ?」
「…してねぇよ。…まだ一ヶ月も経ってねぇし」
プイッと横を向いて机に伏せてしまう。
時雨の前の席に座って頭をツンツン突く。
「…がめついと思われたくねーし」
顔を赤くしてポツリと呟いた。
「デレデレじゃん」
「…うっせーよ」
さらに顔を赤くする時雨。
あーもー、これは飽きないわ。
いいおもちゃ見つけた。
莉緒と並んで登校して、教室まで送る。
教室を覗くとすでに湊音がいたから、さらっと別れた。
「…あ、おはよ」
「おはよー、昨日はどうだった?」
「…一緒に帰った」
「そんなことはわかってるよ」
すでに登校して、俺の席に座って待ち構えていた時雨に声をかける。
「なんか進展ないの?」
「…あるわけねーだろ」
「えー、もーキスとかしたでしょ?」
「…してねぇよ。…まだ一ヶ月も経ってねぇし」
プイッと横を向いて机に伏せてしまう。
時雨の前の席に座って頭をツンツン突く。
「…がめついと思われたくねーし」
顔を赤くしてポツリと呟いた。
「デレデレじゃん」
「…うっせーよ」
さらに顔を赤くする時雨。
あーもー、これは飽きないわ。
いいおもちゃ見つけた。