焦れ恋ロマンス~エリートな彼の一途な独占欲
想像しながら続きの文に目を通していく。

【それとサマーフェスタに来てくれるんだな。ありがとう。俺も案内係として参加する予定なんだ。滝本に見て知って、楽しんでもらえるよう頑張るよ】

そんなメッセージ文と共に一枚の写真が送られてきていた。

「可愛い」

写真を見て「フフッ」と笑ってしまった。

織田くんが送ってくれた写真は、デッキで休んでいる渡り鳥の写真だった。もちろん後ろにはしっかり海が写っている。

でもそっか、織田くんに会えるかもしれないんだ。

そう思うと不思議とやる気が出るから不思議だ。もうひとつのおにぎりをしっかり食べて、休憩もそこそこに仕事に取りかかった。



そして迎えたサマーフェスタ当日。朝から雲ひとつない青空が広がっていて絶好のお祭り日和。

夜には花火も打ち上がるみたいで、この天気なら中止になることはなさそう。

とにかく混む!と言う高城さん情報に基づき、みどりと横須賀駅に着いたのは九時前。
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