エレディンの乙女と青龍の守護者

「その坊主どうかしたんですか??」

「サテだったな、連れてきたのは。でかしたぁ!」

「、、っぇ、、え?!」

「てっきり大人の女か娘だと思っていたが、、」

まさかこんな子供が!」

子供の身体から眩しい紅い光が溢れ出ている。

豪快な笑いに全く要領の得ない周囲の中、
ハデューだけは察したようだった。

だが納得できないようで眉間に細い筋が入っている。
「そんな、ですがまさか、、、
まだほんの子供のようで、、」

「そうだな。」

ライアスは大きく頷いて見せると、
両手をぐっと引き寄せた。
< 132 / 225 >

この作品をシェア

pagetop