エレディンの乙女と青龍の守護者
「その坊主どうかしたんですか??」
「サテだったな、連れてきたのは。でかしたぁ!」
「、、っぇ、、え?!」
「てっきり大人の女か娘だと思っていたが、、」
まさかこんな子供が!」
子供の身体から眩しい紅い光が溢れ出ている。
豪快な笑いに全く要領の得ない周囲の中、
ハデューだけは察したようだった。
だが納得できないようで眉間に細い筋が入っている。
「そんな、ですがまさか、、、
まだほんの子供のようで、、」
「そうだな。」
ライアスは大きく頷いて見せると、
両手をぐっと引き寄せた。