一期一会
「俺もバイトやるつもりだよ?部活やりながらね。バイク欲しいからさ」
「へぇ~、凄いね」
運動部やりながらなんて絶対大変だと思う。
「だから西野も部活とバイトやれば良いじゃん」
「んー…もうバスケはいいかなって……。それにバイト沢山やって携帯買おうかなって」
「え!?携帯持ってないの!?」
彼は珍しいものを見たように、目を丸くして私を見て驚いている。
そりゃそういう反応するよね。
今の時代、高校生にもなって持っていない人そうそういないよね。
中学三年の時だってクラスで携帯持っていないのは私くらいだったし。
「やっぱり驚くよね……お母さんが持たせないって厳しくて。高校入ったら買ってくれると期待したけど無理みたいだから自分でどうにかしようと思って」
「だよな。レアだよ。そりゃバイトして買いたくなる」
「でしょ?そういえばさ、四日後に合宿あるよね?」
仲良くしてくれていることは有難いけれど、また部活の話に戻ったら嫌だった私は、数日後の合宿の話題を出した。
「へぇ~、凄いね」
運動部やりながらなんて絶対大変だと思う。
「だから西野も部活とバイトやれば良いじゃん」
「んー…もうバスケはいいかなって……。それにバイト沢山やって携帯買おうかなって」
「え!?携帯持ってないの!?」
彼は珍しいものを見たように、目を丸くして私を見て驚いている。
そりゃそういう反応するよね。
今の時代、高校生にもなって持っていない人そうそういないよね。
中学三年の時だってクラスで携帯持っていないのは私くらいだったし。
「やっぱり驚くよね……お母さんが持たせないって厳しくて。高校入ったら買ってくれると期待したけど無理みたいだから自分でどうにかしようと思って」
「だよな。レアだよ。そりゃバイトして買いたくなる」
「でしょ?そういえばさ、四日後に合宿あるよね?」
仲良くしてくれていることは有難いけれど、また部活の話に戻ったら嫌だった私は、数日後の合宿の話題を出した。