一期一会
「行くか」
「うん」
服は悩んで悩みまくった結果、ワンピースにレギンス、鞄はポシェット、靴は履きなれたスニーカーにした。
髪には先日成実ちゃんと紘子ちゃんから貰ったヘアピンを着けた。
可愛さを重視してヒールの付いた靴を履こうか悩んだけれど、途中で足が痛くなったらバカだと思ったのと、着用する私自身に可愛さなんて無かったことに気付いたので無駄な足掻きは止めた。
出口から出ると薄暗い空が視界に入った。
「あれ?天気良くない?」
どんよりとした雲が空を覆っていた。
家を出る時はそんなに気にならなかったのに。
「ホントだな。雲行き怪しそう」
「傘持って来れば良かったかな……」
「水族館は室内だから大丈夫」
「そうだね」
水族館は新しくて綺麗で人気のスポット。
今日は平日だが、中は家族連れやカップルで賑わっていた。
入ってすぐの巨大水槽が私達を出迎えた。
「うわー!凄いね!」
沢山の魚が水槽の中を自由に元気に泳いでいる。
「うん」
服は悩んで悩みまくった結果、ワンピースにレギンス、鞄はポシェット、靴は履きなれたスニーカーにした。
髪には先日成実ちゃんと紘子ちゃんから貰ったヘアピンを着けた。
可愛さを重視してヒールの付いた靴を履こうか悩んだけれど、途中で足が痛くなったらバカだと思ったのと、着用する私自身に可愛さなんて無かったことに気付いたので無駄な足掻きは止めた。
出口から出ると薄暗い空が視界に入った。
「あれ?天気良くない?」
どんよりとした雲が空を覆っていた。
家を出る時はそんなに気にならなかったのに。
「ホントだな。雲行き怪しそう」
「傘持って来れば良かったかな……」
「水族館は室内だから大丈夫」
「そうだね」
水族館は新しくて綺麗で人気のスポット。
今日は平日だが、中は家族連れやカップルで賑わっていた。
入ってすぐの巨大水槽が私達を出迎えた。
「うわー!凄いね!」
沢山の魚が水槽の中を自由に元気に泳いでいる。