Snow Doll ~離れていても君を~
*
「相原さん。この学校で誰か付き合ってる男がいるって皆が噂してるけど、本当なの?」
放課後。部室に向かおうとしていた私は、隣のクラスの男子生徒に呼び止められていた。
そしてなぜか逆チョコというものを目の前に差し出されていて、断る理由を頭の中で必死に並べる私。
「彼氏がいるにしては一緒にいるとこ見かけないし、ただの噂?」
立て続けに詰問され、どう答えるべきか戸惑う。
「それとも、昨日コミュニティルームで一緒にいた、岩本が彼氏とか?」
どうやら昨日の様子を見られていたらしい。
岩本というのはケイの苗字で。
やっぱり、周りの人には海里との関係は知られていないのだと気づく。
「あの。とりあえず私、このプレゼントは受け取れません」
「えっ……」
はっきり断ると、彼は言葉を失ったように固まってしまった。
「噂のとおり、私には付き合っている人がいるの」
「なら、どこにそいつがいるんだ? 彼氏がいるフリして断ろうとしてるだけなんじゃないの?」
「相原さん。この学校で誰か付き合ってる男がいるって皆が噂してるけど、本当なの?」
放課後。部室に向かおうとしていた私は、隣のクラスの男子生徒に呼び止められていた。
そしてなぜか逆チョコというものを目の前に差し出されていて、断る理由を頭の中で必死に並べる私。
「彼氏がいるにしては一緒にいるとこ見かけないし、ただの噂?」
立て続けに詰問され、どう答えるべきか戸惑う。
「それとも、昨日コミュニティルームで一緒にいた、岩本が彼氏とか?」
どうやら昨日の様子を見られていたらしい。
岩本というのはケイの苗字で。
やっぱり、周りの人には海里との関係は知られていないのだと気づく。
「あの。とりあえず私、このプレゼントは受け取れません」
「えっ……」
はっきり断ると、彼は言葉を失ったように固まってしまった。
「噂のとおり、私には付き合っている人がいるの」
「なら、どこにそいつがいるんだ? 彼氏がいるフリして断ろうとしてるだけなんじゃないの?」