怨返し─赦されない私の罪─
「あ?んだデブ助。俺に気軽に話しかけるなんていい度胸してんな。殺されてぇのか?」
維真をいつものように睨みつけ、ゆっくりと歩み寄った。身体を左右に振りながら上から目線の威圧を掛けながら距離を詰めていく。
だが、維真は笑っていた。口角を上げてキラキラとした目で清都を見ていた。
いつものようにビクビクする維真とは違うことにより、清都は不気味を感じた。
「...何笑ってんだ?てめぇ....」
「そりゃあ笑うよ。だって、君は殺されるんだよ?近いうちに。」
「...は?」
清都の不安の根源をハッキリと言われ、清都は今まで以上に心が大きくぐらついた。
だが、デブ助と罵った相手に弱みを見せるわけはなく、更に鋭く睨み付ける。
「てめぇ....言うようになったな?え?
俺が来希と同じになるとでも?殺しにきたなら構わねぇ。俺が逆に殺してやるよ。」
「...ぷ!ふはははははは!!」
維真は口を大きく開け、夜空に向かってめいいっぱい笑った。まるで爆笑コントをみてツボに入ったかのように気持ちよく笑っていた。その豹変ぶりに清都は一歩身を引いてしまった。
「はぁ〜面白いことを言うんだね。幽霊相手にどう殺すっていうんだい?」
「...は?何言ってんだ?」