perverse
私は彼のなすがままになっている

私は目を閉じ深呼吸をする。服は剥ぎ取られ下着姿

例え全裸になっても『恥ずかしい』と思う私はいない。たぶん、ありのままの姿を彼に見て欲しい、全部受け入れてもらいたいと思っている

私は幸せにならなければならない

この前、宙さんが言った言葉が頭の中にこだまする

私はそおっと目を開くと、私の目の前に宙さの首筋が見える。軽く頭を上げると視線が合った

『いいの?』

フッと余裕の笑みを漏らす宙さん

私はコクンと頷き、彼の首に腕を回す

彼の唇が近づいてきたので、積極的に彼を受け入れた

激しいキスが私に降り注ぎ、私もそれに夢中になっている

私、汗だくだ………目の前にシャワーがあるのに、このまま本番に突入する?私?

二人の初めてぐらい、キレイな身体で……なんて考える私、意外と冷静かも

宙さんはグイグイ攻めてきて、このままだと突入するよねって、いつも土壇場でこんな事を考えている私は天然かもしれない

一瞬二人の唇が離れた時

「シャワーに行きませんか?」と尋ねると
『美波、誘ってるよね?』

って嬉しそうに微笑み、彼は私の下着をサッと脱がしバスルームに連れ込む

広いかなって思っていたバスルームも二人入ればやはり狭い

宙さんは温めのシャワーを私にかけ『洗ってあげる』ってニコニコ顏で言いながら、バスタブに座りボディソープをスポンジにつける

私の胸の尖ったところが、彼の顔の前にある

見下ろすと視線が合い、フフッと微笑みながらと言いながら、ぺろっと先を舐める

「あっ……」

彼は感じた顔を確認すると、舌で円を描くように私の刺激を誘う

「あっ、気持ち良い……」

久しぶりなので高揚している

私は彼の首に腕を回し,胸の間に彼の顔を埋めた
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