perverse
真寛さんは「酷い」って、言いながらワンワン泣いている
隣に座っている翔はそんな真寛さんを全く相手していない
張り詰める空気?いや、宙さんと私は確実にあきれていていて、諦めている
「この4年間、本当に拷問だった。お前は自分の事ばかりで、何一つ俺の事なんか考えてくれない。今だってそうだ。約束一つ守らない。たった一つの約束ですら。せめて俺のたった一つのプライドくらい守って欲しかった」
「だってー知らなかったんだもん。この人が元カノなんてっ・・・・ヒック・・・」
「違うだろう!」
大きな声で怒鳴りつけた
その声を聞き、ビクリと背筋を伸ばす真寛さん
目の前にいる翔はいつもの優柔不断で優しい翔ではなく、一人の男性
そして怒りに満ちあふれている・・・
彼に怒られたことのなない私でも、目の前にいる翔を見て怖いと思う
怒りを向けられている当人の真寛子さんは?
口をポカンと開けて固まっている
「お前が今日、ここに美波突撃した事自体、わかって来ているはずだ。そうだろう?兄ちゃん」
隣に座っている翔はそんな真寛さんを全く相手していない
張り詰める空気?いや、宙さんと私は確実にあきれていていて、諦めている
「この4年間、本当に拷問だった。お前は自分の事ばかりで、何一つ俺の事なんか考えてくれない。今だってそうだ。約束一つ守らない。たった一つの約束ですら。せめて俺のたった一つのプライドくらい守って欲しかった」
「だってー知らなかったんだもん。この人が元カノなんてっ・・・・ヒック・・・」
「違うだろう!」
大きな声で怒鳴りつけた
その声を聞き、ビクリと背筋を伸ばす真寛さん
目の前にいる翔はいつもの優柔不断で優しい翔ではなく、一人の男性
そして怒りに満ちあふれている・・・
彼に怒られたことのなない私でも、目の前にいる翔を見て怖いと思う
怒りを向けられている当人の真寛子さんは?
口をポカンと開けて固まっている
「お前が今日、ここに美波突撃した事自体、わかって来ているはずだ。そうだろう?兄ちゃん」