perverse
昼食はちらし寿司、お吸い物、茶碗蒸し、天婦羅と盛り沢山のメニューでお腹が一杯
食後のお茶を飲んでいた時、家の電話が鳴りお母さんが出る
「今日は大切な用事があるから無理。翔に見てもらって」
内容はよくわからないが、言い争っている様子
向こうも負けていないようで、お母さんの口調が激しくなっている
「何度言ったらわかるの。無理なものは無理!じゃあ」
声を荒げに、電話をガチャンと切る
違和感を感じる
部屋に入ってきたお母さんに宙さんが
「アイツ?」
お母さんがコクンと頷く
それから会話は続かず、私以外の3人だけが理由を知っているみたいで無言の視線だけの会話をしている
たぶん、翔に関係することだから私に気を使っている?
ーーーなんて思ってしまったら、気を遣わせて申し訳ない気持ちになった
翔の嫁が子供を預けようとした?
私はココに居たらいけない?
やはりココは私の居場所じゃない?
『翔』の名前を聞くだけで胸騒ぎがして不安になる
「じゃあ、私はこれでおいとまします」
とソファーを立った時、私以外の3人が『しまった』って顔をする
「もう少しだけいいだろう?」
宙さんが慌てて引き留める
お父さんと、お母さんも
「気にしないで、大したことじゃないから」
こんなに気を使わすなんて、私の存在はここに居てはいけないのか?
現実問題、やはりわかっていても戸惑ってしまう
食後のお茶を飲んでいた時、家の電話が鳴りお母さんが出る
「今日は大切な用事があるから無理。翔に見てもらって」
内容はよくわからないが、言い争っている様子
向こうも負けていないようで、お母さんの口調が激しくなっている
「何度言ったらわかるの。無理なものは無理!じゃあ」
声を荒げに、電話をガチャンと切る
違和感を感じる
部屋に入ってきたお母さんに宙さんが
「アイツ?」
お母さんがコクンと頷く
それから会話は続かず、私以外の3人だけが理由を知っているみたいで無言の視線だけの会話をしている
たぶん、翔に関係することだから私に気を使っている?
ーーーなんて思ってしまったら、気を遣わせて申し訳ない気持ちになった
翔の嫁が子供を預けようとした?
私はココに居たらいけない?
やはりココは私の居場所じゃない?
『翔』の名前を聞くだけで胸騒ぎがして不安になる
「じゃあ、私はこれでおいとまします」
とソファーを立った時、私以外の3人が『しまった』って顔をする
「もう少しだけいいだろう?」
宙さんが慌てて引き留める
お父さんと、お母さんも
「気にしないで、大したことじゃないから」
こんなに気を使わすなんて、私の存在はここに居てはいけないのか?
現実問題、やはりわかっていても戸惑ってしまう