Vanilla
「二人共ー、北口から出ようかー?それとも既に私達お邪魔ー?」
野次る声に振り返ると、穂香さんがニタニタ笑っていた。
私は「お邪魔なわけないです」と穂花さんに必死に投げると横に向き、「とりあえず行きましょうか、杉森さん」と笑顔を貼り付けた。
「そうだね」と杉森さんも困っていたのか眉を下げていた。
「行きましょうか」と言って足を踏み出し、誘導された北口へと向かうことにしたのだが、背中に感じる視線と隣の杉森さんが気になって何を話して良いか分からない私。
「やっぱり小嶋さんは何も聞かされて無かったんだ」
気まずさしか感じない中、杉森さんが言った。
杉森さんに顔を向けると、目がふわりと優しい形になった。
「俺は水野さんに小嶋さんも来るから来ないかって誘われてたから知ってたよ」
微笑んで言われた言葉に複雑な気持ちになって、目を下へと逸らした。
野次る声に振り返ると、穂香さんがニタニタ笑っていた。
私は「お邪魔なわけないです」と穂花さんに必死に投げると横に向き、「とりあえず行きましょうか、杉森さん」と笑顔を貼り付けた。
「そうだね」と杉森さんも困っていたのか眉を下げていた。
「行きましょうか」と言って足を踏み出し、誘導された北口へと向かうことにしたのだが、背中に感じる視線と隣の杉森さんが気になって何を話して良いか分からない私。
「やっぱり小嶋さんは何も聞かされて無かったんだ」
気まずさしか感じない中、杉森さんが言った。
杉森さんに顔を向けると、目がふわりと優しい形になった。
「俺は水野さんに小嶋さんも来るから来ないかって誘われてたから知ってたよ」
微笑んで言われた言葉に複雑な気持ちになって、目を下へと逸らした。