Vanilla
ドン!と玉がレーンを転がる重い音。
ガコーン!とピンに玉が激しく当たる音。
ハイタッチしたり悔しがったり、賑やかな声の発信源は学生達。
騒々しさしか感じない空間のボーリング場。
私はふと皆に目を向ける。
高いヒールにタイトなワンピースでバリバリネイルしている穂香さん。
愛佳ちゃんもパンツスタイルだが高めのヒールを履いているし、控えめのネイルをしている。
私はネイルはしてはいないが運動音痴だからボーリングなんてしたこともない。
杉森さんは、私が言うのもアレだが私と運動音痴仲間な気がする。
……なんか場違いな気がする。
「チーム対抗戦ね!私と愛佳ちゃんチーム、つぐみちゃんと杉森君チームね!」
手続きをして席に着く直前、穂香さんが言った。
でしょうね、なんとなく分かってました。
二レーン取ってましたし、私と杉森さんをくっつけようとしてますからね。
「じゃあまず靴、取ってらっしゃい二人共!」
穂香さんが私と杉森さんの一人分空いた隙間に入り、バンっ!と私達の背中を叩いた。
「「わぁっ!」」
私達は同じリアクションをした。
ガコーン!とピンに玉が激しく当たる音。
ハイタッチしたり悔しがったり、賑やかな声の発信源は学生達。
騒々しさしか感じない空間のボーリング場。
私はふと皆に目を向ける。
高いヒールにタイトなワンピースでバリバリネイルしている穂香さん。
愛佳ちゃんもパンツスタイルだが高めのヒールを履いているし、控えめのネイルをしている。
私はネイルはしてはいないが運動音痴だからボーリングなんてしたこともない。
杉森さんは、私が言うのもアレだが私と運動音痴仲間な気がする。
……なんか場違いな気がする。
「チーム対抗戦ね!私と愛佳ちゃんチーム、つぐみちゃんと杉森君チームね!」
手続きをして席に着く直前、穂香さんが言った。
でしょうね、なんとなく分かってました。
二レーン取ってましたし、私と杉森さんをくっつけようとしてますからね。
「じゃあまず靴、取ってらっしゃい二人共!」
穂香さんが私と杉森さんの一人分空いた隙間に入り、バンっ!と私達の背中を叩いた。
「「わぁっ!」」
私達は同じリアクションをした。