Vanilla
「もう良い!朝永しゃんなんて!」
『迎えに行ってやるから場所教えろ』


見限って叫んだ時、電話の向こうから焦ったような声が聞こえてきて。
不意打ちの言葉に思わず沈黙を作っていたら、次にはまさかの言葉が。




『直接答えてやる。お前をどう思ってるか』




−−−

−−




ガバッ!!!


目を覚ました私は興奮状態で勢いよく起き上がった。
脳を完全に覚醒させた夢……
でも、夢にしては妙にリアルだった。
それに薄ら記憶にある気もする。
あれはあの夜の居酒屋。

「今の夢って……」

もしかしなくても、あの夜の記憶?
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