once again
「…な、なんで…」
兄さんは、しれっと如月社長の前に立つと、胸元から名刺を取り出した。
「私、SEIWADOの社長、高瀬と申します」
「……え、あ、あのSEIWADOのですか?」
如月社長は何が起こってるのか、分からないようだった。
「に、兄さん…」
「ん、な、なんだって、高瀬君。君の兄さんだって?そんな話、蓮からは何も聞いてないぞ!」
ここからが、大変だった。
話を聞いてないと言った、如月社長に全てを話して…
そして…
「…と、いう事で、今回は妹二人がご迷惑をおかけしました。ですので、SEIWADOとしても、バックアップするつもりでこちらにはこさせて頂きました。よろしいですか?」
「は、はい。迷惑だなんて。私はただ、蓮、息子に如月の社長になる人間として、ケジメはつけろ、と。高瀬君を伴侶と選んだのであれば、誤解を生むような事はするな、と」
「さすが、如月社長ですね。感服いたしました。では、記者会見の件はよろしいですか?少し、大騒ぎになるかと思いますが…」
「分かりました。今後ともよろしくお願いします」
どうなるかと思ったが話がまとまった。
兄さんは、しれっと如月社長の前に立つと、胸元から名刺を取り出した。
「私、SEIWADOの社長、高瀬と申します」
「……え、あ、あのSEIWADOのですか?」
如月社長は何が起こってるのか、分からないようだった。
「に、兄さん…」
「ん、な、なんだって、高瀬君。君の兄さんだって?そんな話、蓮からは何も聞いてないぞ!」
ここからが、大変だった。
話を聞いてないと言った、如月社長に全てを話して…
そして…
「…と、いう事で、今回は妹二人がご迷惑をおかけしました。ですので、SEIWADOとしても、バックアップするつもりでこちらにはこさせて頂きました。よろしいですか?」
「は、はい。迷惑だなんて。私はただ、蓮、息子に如月の社長になる人間として、ケジメはつけろ、と。高瀬君を伴侶と選んだのであれば、誤解を生むような事はするな、と」
「さすが、如月社長ですね。感服いたしました。では、記者会見の件はよろしいですか?少し、大騒ぎになるかと思いますが…」
「分かりました。今後ともよろしくお願いします」
どうなるかと思ったが話がまとまった。