マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様
私の予想通り、蓑島くんはブッと吹き出して笑う。
「…え?せづが体重気にするの?たくさん食べるキャラだと思ってたのに?」
「い、イメージはそうかもしれないけど!…ホント、えらいことになったことあるから…リハビリ中はホントおデブだった…。今は辛うじてここまで痩せたけど…」
自分の実体験を絡めた言い訳は、結構苦笑いものだった。
あはは…と、笑って誤魔化す。
「別に太ってるなんて思わないけどな」
「い、今はだいぶ痩せたから…」
「…ま、俺はそんなの全っ然気にしませんけどね?でも乙女のその辺の悩みは切実ですから、何も言わないどく」
「え、えぇ…」
「お昼、パスタにしようと思ってたんだけど大丈夫?」
「あ、うん!」
「じゃ、行きますか?パン屋はまた後ほどー」
そう言いながら、パンダフルの前を通り過ぎて再び歩き始める。
よ、よかった。
あまり詮索されないで。
キャラ崩しで身を斬ったけど…。
「…昔あんなにガリガリだったのにな。まさか、豊満ナイスバデーになるとわ」
「え?」
「いや、バス停見えてきた。あれ?」
「あ、うん!あれが札駅行き」
でも、食べたかったなぁ…あんクロ。