マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様



すると、蓑島くんとバチッと目が合う。



「ん?どした?」

「あっ…あの」



やだ。見つめていたの気付かれた?

は、恥ずかしい。



すると、蓑島くんはドヤ顔になりクスッと笑う。

何でドヤってんの。

これ、見つめてたの完璧バレてるしょ。

やだもう…。



そんな蓑島くんは、フォークをカチャカチャと回してパスタを絡めている。

「そんなに食べたいなら言えばいいのに。その物欲しそうな顔、エロっ」

「えっ…はぁっ?!」



あなたに見惚れていたのに…。

そのうにクリームパスタを食べたくて、見つめていたことになってるんですか…。

一口くれ!みたいな…。



色気より食い意地。

まあ、いいか。



しかし、この人にかかれば食い意地でも、無理矢理色気が混じる。



「…はい、あーんして?」

「えっ!」



私の目の前に、パスタが絡まったフォークが差し出された。

その向こうには、蓑島くんの超ドヤ顔が。



「ほらほら。俺達ラブラブなんだろー?あーんして?」

「ちょっと…!」

「このうにクリームパスタ、美味いよー?食べたくない?」



実は気になってた。食べたい。



…じゃなくて!

その意地悪そうなドヤ顔がムカつく!



< 213 / 800 >

この作品をシェア

pagetop