マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様
すると、蓑島くんとバチッと目が合う。
「ん?どした?」
「あっ…あの」
やだ。見つめていたの気付かれた?
は、恥ずかしい。
すると、蓑島くんはドヤ顔になりクスッと笑う。
何でドヤってんの。
これ、見つめてたの完璧バレてるしょ。
やだもう…。
そんな蓑島くんは、フォークをカチャカチャと回してパスタを絡めている。
「そんなに食べたいなら言えばいいのに。その物欲しそうな顔、エロっ」
「えっ…はぁっ?!」
あなたに見惚れていたのに…。
そのうにクリームパスタを食べたくて、見つめていたことになってるんですか…。
一口くれ!みたいな…。
色気より食い意地。
まあ、いいか。
しかし、この人にかかれば食い意地でも、無理矢理色気が混じる。
「…はい、あーんして?」
「えっ!」
私の目の前に、パスタが絡まったフォークが差し出された。
その向こうには、蓑島くんの超ドヤ顔が。
「ほらほら。俺達ラブラブなんだろー?あーんして?」
「ちょっと…!」
「このうにクリームパスタ、美味いよー?食べたくない?」
実は気になってた。食べたい。
…じゃなくて!
その意地悪そうなドヤ顔がムカつく!