マイラヴレディ~俺の愛しいお姫様
***







そして、蓑島くんの爆食いタイムも終わり、二人で店を出る。

レジ前でお財布を出していたのに、蓑島くんは「ごちそうさまでしたー!」と一言挨拶して、そのまま店を出た。

一瞬ビックリしたけど、店員さんに「お会計は済んでますよ」と言われ、またビックリした。

いつの間に。



「ちょっと、蓑島くん!お会計…私、払ってない!」

「え?何言ってんの。こういうのは男が払うもんでしょ」

「え?!そんなのダメだよ!」

「まあまあまあ。じゃあ今度頼むわ。美味しかったしょ」

「あ、うん…美味しかった」

「ここ、ゆらのお気に入りでね。ゆらと来るときはいつもここ。『星月を連れてってあげて!』って言われたのよー」

へぇ…横川さんの!

美少女・横川さんと、この店…合う。

なるほど。



「それじゃ、買い物行きますか?」

「うん…」



そう言われて、歩き出そうとした時。

背後から「…おおっ!」と、大声がした。



何気に振り返ってみると、足音がこっちに向かって大きくなる。



「…蓑島だぁー!」

「マジ私服!別人!」



振り返ると、そこには知った顔ぶれが…。



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